世の中のあらゆる事象を独断と偏見で勝手にランキングしていくこのコーナー"勝手ランキング"

勝手ランキング第十一回目は、
お笑い芸人千原ジュニアの好きな出演作品ランキング」です。

現在ドラマ出演など多方面で活躍する千原ジュニア。彼は話芸の達人として"しゃべり"で知名度を上げてきました。しかし話芸だけでなく彼の作るコントも評判があり、そのブラックユーモアが多くの方から支持されています。今では「バターナイフ芸人」などと呼ばれますが、やはりコントで見せる独特の切り口からは「ジャックナイフ」を感じずにはいられません。何を隠そう、ヘイキョーさんもかなりのジュニア好き。今回はどんなランキングに仕上がっているのでしょうか。

ではヘイキョーさん、お願いします。

「お笑い芸人千原ジュニアの好きな出演作品ランキング」

◆第五位 『にけつッ』

B001QIGNII「千原ジュニアとケンドーコバヤシのトーク番組。千原ジュニアの話芸がほんとに光る番組だと思うよ。収録時間30分で放送時間も30分。この30分で必ず爆笑が生まれる。恐るべきパフォーマンスだよね。二人共相当な場数を踏んでるよ。あとケンコバの、少しジュニアを馬鹿にする感じがイイ。いじられてるジュニアっていうのもまた面白い。今、ジュニアがウケてるのもそういう部分が出せているからだよね。」

◆第四位 『囚 040229』

B00027LJRO「大の大喜利好きであるジュニア。たった一人出されるお題に答えていく...ただのMでしょ。大勢の客を前にしてさ。実際相当なプレッシャーだと思うよ。でも愉しそうwこのなかで「何でかえてんっ!?」が好きだね。お題の名曲を意味を変えず、歌詞を変えて歌ってるんだけど、笑えるよ。誰でも出来そうだけど、言葉そのものの雰囲気を把握してないと笑いにはならないだろうね。言葉を操る、というか。」

◆第三位 『千原兄弟コントライブ「15弱」』

B000JVS4CQ「ジュニアの作るコントは基本的にブラックユーモア。そこがイイ。いつも世の中をどこか批判的に見てる。これは何回でも見れるよ。これには俺が好きなのが5つくらい入ってるからね。平均点が高いというか、捨てるものがない。それぞれのキャラクターを自分の想像で膨らませることが出来る。考えさせられて、笑わせられるみたいな...計算されてるよ。。。」

◆第二位 『チハラトーク』

B003LOHCNK「千原兄弟が毎月一回開くトークライブ。ジュニアはピン(一人)でも結構仕事してるけど、やっぱ兄である千原靖史がいると違う。イキイキしてる。ケンドーコバヤシとのトーク番組「にけつッ」と比べても、やっぱり靖史とやってる「チハラトーク」の方がイイ。聞き役である靖史がうまく引き出しているのか、本当の兄弟であるという二人の距離間のせいなのか、とりあえず何かあるんだよね。いい兄弟だよ。引きこもりだったジュニアをお笑いの道に導いたのも兄である靖史だしさ。」

◆第一位 『6人の放送作家と1人の千原ジュニア』

B000FTW91O「6人の放送作家それぞれが「千原ジュニア」を使った企画を考え、ジュニアがそれをやる。6つの企画すべてを成立させる、お笑い芸人千原ジュニアのレベルの高さがわかるよ。特に俺が好きなのは「子別れ」。この企画は「子別れ」という親子を題材にした落語を現代風にアレンジして演る。これが俺の落語に興味を持ったきっかけ。きっかけとしてはおかしいのかなwでもこれを観て落語に興味をもつ奴は絶対にいる。間違いない。現代風になってるから難しい言葉もなく聴きやすいしね。しかも参加している放送作家も鈴木おさむや宮藤官九郎、高須光聖といった大物揃い。」

「コントDVDには特典副音声として作品を振り返っている様子が、収められていたりするんだよね。特にジュニアのコントDVDの副音声は面白いから是非注目してほしい。また別の視点で作品を見れるからさ。」



以上、ヘイキョーさんにお聞きした、「お笑い芸人千原ジュニアの好きな出演作品ランキング」でした。

みなさんのランキングはどんな感じですか?

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kyo_icon名誉ランク師:ヘイキョー

1987年新潟生まれ。日本勝手ランキング協会理事。インドア五段。
Perfumeから立川談志まで、その守備範囲は底知れない。